オーディションの内容について

声優のオーディションは複数の審査項目があります。まずは「書類審査」。オーディションごとに規定の用紙があるので、必要事項を記入して提出します。この記載内容を審査対象にする場合もあれば、単なる申込書として扱われる場合もあります。

次に、「サンプルボイス」です。自分の声をサンプルとして録音し、これを送付することで審査を受けます。オーディションによって制限時間が決められているため、その範囲内でいくつかの文章やセリフを吹き込みましょう。書類審査と同じく、1次審査として用いられるのが一般的です。ここで審査員の目に留まらなければ次のステップに進むことができないので、原稿は慎重に選んでください。

1次審査に通過したら、今度は「自己PR」です。たいていは1分ほどの短い時間の中で、自由に得意なことなどをアピールします。難しい部分ですが、個性をアピールするのは重要です。緊張して失敗してしまうことのないよう、準備は万全にして臨んでください。

自己PRと一緒に、「原稿読み」と呼ばれる演技審査もあります。指定された原稿をその場で読み上げて、演技力を見るための場です。演技に自信のある方は、ほかの応募者と差をつけるチャンスです。未経験の方でも、審査はそのことを考慮して行われますので、あきらめる必要はありません。

一通りの演技が終わったら「質疑応答」に入ります。審査員から思い思いの質問をされるため、丁寧に答えていきましょう。会話を楽しむつもりでリラックスするのが大切ですが、あくまで審査の一環なので油断しすぎずないよう注意してください。

最後に、プロダクションごとに独自のフリー審査が行われることがあります。特技の発表を求められたり、歌を歌ったり、さまざまです。事前に知らされない内容の指示があっても、慌てず精一杯行いましょう。

オーディションにおいて大切なこと

声優のオーディションには声質と演技力さえよければ合格できると考えがちですが、そんなことはありません。意外にも重要なのが、第一印象です。声が小さい、目が合わない、受け答えがおぼつかないなど、コミュニケーションが苦手そうに見えると不利でしょう。また、ボイスサンプルの提出でも、音質が悪く雑音が多かったり、ラベルが雑だったりすると、審査前から印象を下げてしまうので危険です。履歴書や写真も、一般企業と同じように丁寧に準備しましょう。

また、声がメインの仕事ではありますが、外見も見られています。近年、声優の仕事の場はどんどん広がっており、テレビやネット、舞台などでファンの前に出ることも多いです。もちろん、アイドルのような外見である必要はありませんが、面接では見た目もチェックされているため、清潔感や服装には気を配っておいてください。

必要最低限の常識と身だしなみを整えるだけでは、マイナスこそされませんが、審査員の興味を引くことはできません。個性を表現できる話題を持っておくことも大切です。たとえば、戦国時代に詳しい場合は、それを面接でアピールしてみましょう。戦国を舞台にしたゲームやアニメのオーディションで有利になれるかもしれません。

声優オーディション最新事情と受ける時期

オーディション専門サイトなど、ネットでの声優オーディションの募集が増えています。プロダクション主催のオーディションや、ドラマCDの出演者募集、ナレーター募集などその分野は多岐にわたります。日々チェックすると良いでしょう。

声優プロダクションのオーディションの場合、何期かにわけて開催されることが多いです。1期募集は秋頃から始まることが多いので、希望する学校がある場合は、夏からこまめにホームページをチェックしておくようにしましょう。1期募集から、2~3カ月ほどのスパンで、3回ほど募集を続けるパターンが多いようです。

また、何度かオーディションがある場合は、できるだけ早いものを受けるのがおすすめです。準備が整っていないからと後回しにしていると、枠が埋まってしまう可能性もあります。後半の開催時点ではほとんど枠が残っておらず、合格者は数名のみという、狭き門になってしまっていることもあるでしょう。

さらに、1月以降になると、スクールの生徒による学内オーディションも始まってしまいます。受験者数が一気に増える時期でもあるので、合格はさらに難しくなるでしょう。声優オーディションの合格には、早めの準備と早めの受験が大切なのです。

声優とオーディション

サブカルチャーブームでたかまる声優人気。一昔前まではそこまでの人気はなかったようですが、いまや「声優になりたい」という人は珍しくありません。声のお仕事なので、ユーザー方法を利用してラジオで喋る練習をしてみたり、アニメキャラクターの声真似をしてみたり、将来にむけて色々努力している人も多いのではないでしょうか。また、仕事の需要に対して人の供給のほうが多いとアンバランスなことが問題になっているようです。有名な人には仕事がまわってくるが、新人にはなかなか仕事がまわってこないなど、声優になったあとの仕事配分も厳しく、プロとして声優一本で食べていけるようになるまで苦労するようです。

このように声優は非常に競争率の高い職業であるため、オーディションに受かるのも一苦労します。また、最近では声にとどまらず、容姿も重要なセールスポイントとなることから、更に難易度が高まっているようです。しかしながら、夢で終わらせたくない熱い想いを抱えた人達にむけて、まずは声優になる第一歩であるオーディションの最近の事情や内容についてご紹介致します。

オーディション参加を無料でおこなっているところもあり、更にWEB書類選考が採用されている場合は地方の方でも気軽に参加できます。また、残念ながら不合格となった場合でも何度も挑戦可能なオーディションもあります。無料で何度でも受けられるわけですから、今の自分の評価を確かめる、ダメなら鍛えて再度挑戦、年齢制限が無いから焦らなくて良い…という姿勢で臨むことができます。リスク0でチャレンジできるのが魅力ですね。